【行ってきました】授業登壇
こんにちは!ひがし北海道・オホーツクのキャリアコンサルタント、福士奈央子です。
先日、標津町立標津中学校の生徒会のみなさまとご縁をいただき、キャリア授業に登壇してまいりました。
うれしいことに当日の様子を学校ブログでも紹介していただきました。(標津中学校ブログはこちら)
今回生徒会のみなさまから寄せられたご相談は「マナー」についてです。
キャリアコンサルタントがマナーについて?という疑問を抱かれるかもしれませんが、就職面接時の指導も行っておりますので、十分に対応できる内容です。
当日の詳細は先ほどご紹介した学校ブログをぜひご覧ください。写真もたくさん撮っていただき、素敵に載せていただきました。
今回の授業の主なトピックはこちらです
●マナーとはなんだろう
●日本のマナーと世界のマナー
●今すぐできるマナーの実践
●自分も相手も心地よいマナー
こちらのブログではキャリアコンサルタント・社会教育士のそれぞれの視点からのポイントを紹介していきます。
キャリアコンサルタントと社会教育の関連などは次の機会にご紹介させていただこうと思いますが、ここでは文部科学省の社会教育士のHPをご紹介いたします。文部科学省:社会教育士HP
キャリア教育目線では
キャリア教育目線で大切にしたこと、それは過程です。
マナーは型の部分もありますが、思いやりなど相手に対する気持ちから考える部分が大切です。
マナーひとつをとってもその方法に理由があるのはもちろんですし歴史もあります。
授業ではマナーの成り立ちや歴史を知り、相手への気持ちを感じながら自らのあり方や感じ方をいっしょに体感し、意見交換をしながら授業を進めました。
私たちキャリアコンサルタントは過程を大切にするので、トピックを対してどんなことを考えていたか、どのような気づきがあったかというところを丁寧にお聞きしていきます。
マナーをキャリアの面からお伝えするようになり、改めて実感したことがあります。
マナーは自分を表現し伝える手段。科学や歴史の部分もありますが、その人を表現する芸術です。
同じ人は誰一人いないように、あり方も感じ方も一人ひとり異なります。
生徒のみなさまも私たちも、オンリーワンのキャリアとマナーを磨いていきたいと思う50分でした。
社会教育目線では
社会教育目線で大切にしたことは「誰にどのようになってほしいか」という目的と目標の共有です。
マナーというトピックは生徒のみなさまからのリクエストという経緯もありましたが、今回の授業ではマナーの方法を学ぶことだけが目的ではありませんでした。
単にマナーを学ぶにしても、目的と目標の立て方次第で学び方も変わってきます。
今回の授業は生徒会主催の形式であったため、事前に打ち合わせの時間をいただき授業の構成を作成しました。
どこに目的と目標を置くのかによって、授業の内容はだけではなくキャリアコンサルタントと学生との関わり方も変わってきます。
社会教育は人づくり、つながり作り、街づくりのためにあります。普段の授業では経験することが少ない、立場が違う人たちが知恵や想いを持ち寄って作っていく過程の全てがキャリアとなり学びとなっていきます。
さいごに
授業を企画していただいた標津町立標津中学校の生徒会のみなさまとご協力いただきました教職員のみなさま、授業をご参観いただきました地域のみなさまに感謝を申し上げます。
生徒会のみなさまは授業を受ける立場でもありましたが、学ぶ場づくり=進行役も担ってくださったことで今回の授業をスムーズに進めることができました。
私たちキャリアコンサルタントも更なるキャリア教育の充実を目指していきます。ありがとうございました!
みらいのキャリア製作所では未来のキャリアとまちづくりを目指してキャリア教育事業を行っております。教育機関関係者さまのご相談もお待ちしております。お問い合わせはフォームよりお願いいたします。